「せんせー!」

「ん?なに?」

「はい!これ!あげるぅ!」


結衣だっけ?昨日会ったばっかりだろうが!
「あぁ。どーも。」

「写真、持って来たぁ?持ってなかったら、私を、彼女にしてよ!」


「残念だけど…。」


俺は、シャツのポケットから、香花の写真を、出した。


「ほら。彼女だよ。」


結衣は、ジィィィィって、写真に穴が開きそうなほど、見てた。


「これさぁ。もしかして、………。」


ヤバイ!彼女じゃないって、バレた?


「花欄のお姉ちゃん?」


「えっ?そうだけど?どうかした?」