「ちょっ!健太っ!どうしたの!」


俺は、花欄の手首を握ってた。

そして…。少しずつ、顔を、近付けた。


後、少し。

後、ちょっとで、キスが、大好きな花欄と、キスが、出来る。


ピロピロリン ピロピロリン

「んだよっ。」

っせっかく、キス出来たのに。



《綾》


「あっ綾!」


『ありがとう!私も健太の事、大・大・大・大・だぁい好き!!!!!!


いい情報だよ!

花欄ちゃんは、健太の事、大好きだよ!絶対!』