「どうして、そんな事が言える?」


「あのね教頭(アイツ)って……。」


海李は、声のトーンを下げて…

「教頭(アイツ)って、自分の家に女子生徒を連れ込んで、ヤバい写真とかビデオ撮ったりしてんの。アタシって、ケンカ強いじゃん?だから、結構言われてたんだ。教頭(アイツ)を倒して!って。すっごくいい機会だから、殴っていい?」



「いや。ダメだ。こっちが殴って、教育委員会に言われても教頭の方が、有利だからな。俺に考えがある。」


俺は、ニヤッと笑って、逃げた。