教頭はもちろんの事、花欄と校長が、ビックリした顔で、俺を見た。



「何をしているんだ!」



教頭が怒りながら、言った。


「この学校に君みたいな人は、いらない!」


「あぁ!そうかよ!じゃ、辞めてやるよ!」


――――バンッ



「ケンタッ!!!!」



花欄が、心配して追いかけてくる。

でも俺は、体育の教師だぜ!?


どんどん距離が、離れていく。