そして、その日から、俺の我慢の日々が、始まった。
花欄は、学校に来なくなった。
海李は、花欄が休んでる間、ノートにその日、習った内容を書いている。
海李が、勝手にやってるらしいんだけどね。(笑)
「せんせー!」
「おー!青山か。どした?」
「花欄の様子、どう?」
「ん?順調だぜ!」
「そっかぁ!早く見てみたいなぁ。あっ!花欄の次に、抱っこさせてね!」
「ダメ!俺の次な!」
「チッ。そうそう。これ、渡しといて。今日、バイトなんだ。」
「ん。分かった。渡しとく。いつも、ありがとな。海李。」
「ううん。全然大丈夫!だって、花欄のためだもん!」
「そっか!じゃ、さよなら。バイト、頑張れ!」