この声は!


「花欄!?どーして!?」

花欄は、俺と姫恋さんを見て、ビックリした顔をした。


「あ!もしかして、彼女さん?ん?妹かな?」


「花欄!おいで。」


「健太ぁ!久し振りぃ!会いたかった!」


俺は姫恋を、どかして、両手を広げた。


ギュゥゥゥ!


「どーしてこれた?お父さん、怒ってないの?」


「私が、『健太との子供が欲しいの!お父さんだって、孫みたいでしょ?』って、言ったら、会いに行っていいって、言ってくれたの!」



「結局、お父さんも、孫見たいんだな!」


「うん!でも、良かったぁ!……。」


チュッ………


「…ふぅっ……!……んっ……。」