「それにこんな性格だったしな。恐れられてもしかたねぇな。」





「でも…」





「わりぃ、話ずれたな。…俺はその女を助けようと包丁を持った男に力を使ったんだ…」






「その男はどうなったの?」









「体と魂が離れて…人間界を永遠にさまよっちまった…そして俺はばばぁに堕天使の烙印をおされたんだ」




「でもそれは女の子のために…」