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気づけば私は
ベッドの上にいた


「あれ…私…」


慌てて起き上がると
頭に鋭い痛みが走った


「痛…っ」


頭を手で庇おうとする
その時クスッと笑い声が聞こえた



「カクテルの呑み過ぎだよ」


「そっか、私、昨日…」


私は昨日の事を思い出して
溜息を吐いた


「タク…今何時?」


「んー…7時、かな?」


それを聞いて慌てて時計を確認すると
確かに針は7時を指している



「ユエ、送るよ」

タクがそう言って車のキーを手に取った


「うん、ありがと」


私はそう言うと
家へと向かった