宿場につくとなぜか
不思議なことに私、ビリでした
こればっかりは、神様を恨むよ

「また永原がビリか!いい加減気張れ!」

なんて顧問からの長ったらしい説教がスタートした
一時間くらいたったくらいで部活と説教が終わった

足が痺れてるのと走りすぎてで痛いけどなんとか部屋まで頑張って動かす
もう悲鳴をあげて限界を迎えそうだ

そんなこんなで部屋につき、ドアを開けると悠太君が駆け足でお出迎えをしてくれた

「先輩、おかえりなさい!トランプしましょ!」
…はぁ!?
まてまてまて、部活終わって私は疲れて眠たいんだ。

「ごめんね、疲れて眠いから…」

そう言うと尻尾を完全に落としてテンションがたおちで

「わかりました、おやすみなさい、先輩」

という彼を見て私の口は勝手に

「いや、なんか疲れ吹っ飛んだわ。やろ、トランプ」

何て言っていた
まぁ、彼
がよろこんでくれたからいいかな