「怖かったね」
なんて満面の笑みで友香はそう言う
私はやつれたような顔で
「挟み撃ちで、もう命日かと思ったよ」
なんて冗談じゃなく言う

「次、なにがいい?」
と聞かれ、私は飛びつくように
「ジェットコースター!」
と言うと、
「子供かよ、落ち着いてね?」
なんて言われるしまつ。

ジェットコースターの列に大人しくならんでいた。
すると、目の前を悠太君が通っていった
あれ?と思いじっと見ていると視線に気付いたのか振り返る
するとこぼれんばかりの笑顔で走ってきた悠太君

「先輩!昨日ぶりです!」
なんて律儀に握手?までしてくれる
握手というか、一方的に握られてる感じかな

すると、隣の綺麗な女の子が目に入った
…悠太君、素敵だからやっぱり彼女いるんだね

「彼女と楽しんでおいでよ」
そう言って肩を押すと思いっきり吹いて笑われた

「あたし、悠の彼女じゃないですよー!」
なんて隣の綺麗な女の子が言う
「そうそう、こいつはいとこなんです!」
と続いていう悠太君

少し、本当はかなり、嬉しい