「ん…」


かなり寝た気がする。


私は目を覚ました。



朝、雄大の家に入ってお粥を食べたあとからずっと寝ていた。



今は3時頃だった。



えっ!もうこんな時間!?



反射的にガバッと勢いよく起きてしまった。


すると


パサ…


私の額から少し濡れたタオルが布団に落ちる。


「…これ…

はっ…!!!」




それと同時に床に座ってベッドに突っ伏す雄大を発見した。




いつから横に…?




雄大…ありがとう。




「雄大…ありがとう。

だいぶ良くなったの」



声をかけるがなかなか起きない。


「雄大、雄大…」



揺すっても起きない。



「疲れちゃったのか…新太もいたし…」



そんなことを考えなから私は雄大に微笑んだ。


その時…