「さっきから堂々とシカトかよ?」



先頭をきっていた男が俺に迫り、胸ぐらをつかんだ。



ケンカするきじゃねぇ――…



たく…なんで俺は外なんかに出てきちゃったんだよ…



相手は…5人か。



時間かかりそ。



「すいませんでした…」



殴りあうのもめんどうなので、素直に謝った。



早くその腕離さねぇかな?



謝ったんだからさっさと離せよ。