「…―――おい!!聞いてんのか!?」



荒久しく挙げられた声に、ハッと意識を戻すと目の前には数人の男達。



え…あ、俺絡まれてんのか?



つか、いつの間に外へ出てきたんだろか…



親父の話どこまで聞いたんだろ…



まぁ、まずその前にコイツらだよな…



なんで絡まれてんだ?俺。



見るからに大学生、だよな。



あー、だる。



今ケンカする気じゃねぇんだけどな…