相手は…いつも新井君と一緒にいる男の子だった。



えーっと、確か名前は…?



なんだっけ?



「誠。うん!秋華とちょいとお買い物」


「へー…俺らも行こうぜ?」



誠?君は隣にいる新井君に話をふった。



新井君は誠君に申し訳なさそうな表情を返してた。



「え、なんかあんの?」


「あぁ…。ちょっとアイツに…」



バツが悪そうに言うと、カバンを持ち席をたった。