結局、蒼汰がいれてくれたコーヒーを飲んですぐに買い物に出かけた。
これから先も使うだろうからって
2人分の食器も買い揃えた。

そんな事も、これから蒼汰と未来があるんだって思わせてくれる。


「何だかスゴイ買い物になっちゃったね~」

「だな。」


だって私のシャンプーだったり歯ブラシだったりパジャマまで買ったんだもん。


部屋に戻って買ってきたものを片付けて
私派夕飯の準備。
蒼汰のリクエストでクリームシチューに決まったメニュー。


一人暮らしを始めてからご飯も作るようになって、人並みに?料理は出来てると思うけど‥


何だか緊張する。
だから

「何か手伝おうか?」

そう言ってキッチンにきた蒼汰を

「いいから座って休んでて。蒼汰はずっと運転手だったんだから疲れてるんだし。」

ってソファーに戻した。
だって‥見られてたら余計に緊張しちゃうじゃない?