「ちょっと美空、遊園地に恋人の鐘だって〜。」

「ホントだね~あの鐘2人で鳴らすと幸せになるんだって〜日向と斗真で鳴らしてきなよ。」

「えぇ〜。」

「いいじゃん。行っておいでよ。」

「そう?じゃあ‥」

渋ってた日向は斗真と一緒に鐘を鳴らした。
私は写真を1枚。

最近は私が日向と一緒に居ることが増えて2人の邪魔をしてたから‥
そんな私に斗真は

「気にするな。
日向の大切な友達は俺にとっても
大切な友達だから。
それにさ~俺達はこれからいくらでも
時間があるし。」

そう言ってくれた。
そんな2人だから今日は楽しんでほしい。

「なんか良いなぁ、あの2人」

「大地くんもそう思う?あの2人は私の自慢。」

「そっか。ねぇ美空ちゃん、あの2人を少しだけ2人だけにしてあげようか?」

「そうだね〜。」