こんなに時間を忘れて誰かと話した事なんて今まで無かった。

ホントに楽しかった。

例えばこれが普通の出逢いじゃなく間違いから始まった出逢いでも‥

他の誰かから見たら怪しい出逢いだったとしても‥

それでも蒼汰との出逢いは私にとって大切な出逢いだったと思える。


そんな事を考えながら深い眠りについた。


こんなに深く眠れたのは
ヒロトと別れてから初めてだった。


「ん゛~」

目覚めた時にはもう夕方で‥

枕元に置いてあった携帯が点滅しているのが目に入った。

携帯が鳴っていたことすら気が付かないほど深い眠りについてたのか‥私。