「じゃオレ戻るわ。」
そうした方が良いと思う。
「うん。じゃあまたね。」
「そうだ、日向携帯教えて？」
「いいよ。」
そう言うと日向はバッグから紙とペンを取り出すと携帯番号とメアドを書いて大地くんに渡した。
「サンキュー。じゃ後で連絡するわ。」
「了解。」
友達の所に戻った大地くんは
一緒に来ていた友達と店を出て行った。
「大地くん、かなりモテそうだね。」
「美空もやっぱりそう思う？
でもさぁ～大地って女友達はあんなふうにたくさんいるけど、彼女とか居ないんだよ昔から。」
「そうなんだ。意外」
「だよね〜。大地と連絡取ってた友達に聞いたけど、今も彼女居ないらしいしね。チャラチャラしてそうだけど‥でも本当は真面目なのかも。」
