「やっぱりここのパフェ最高〜。」

「だよね〜。
ねぇ美空、少しは落ち着いた?」

「えっ?
うん、もう大丈夫。
日向心配かけてごめんね。」

「そっか。よかった〜。
さぁ食べよ食べよ。」


なぜだろう?
日向と食べるパフェは何十倍も美味しく感じる。


「アレ?日向?」

パフェを頬張る日向に声を掛けてきたのは違う高校の制服を着た男の子で

「あッ、ダイチ?」

「やっぱり日向か〜。
久しぶりだな。」

「ホントだね~中学卒業以来?
元気だった?」

「おぉ。日向は‥聞かなくても元気そうだな。で、隣は?」

「あっ私の友達の野々宮美空。
で、美空こっちは春山 大地【はるやまだいち】」