唐突に告白してしまった俺。いやいや!?あのタイミングはないわ。
りんご食べてる姿が可愛かったからって
弱ってる時に言っちゃダメだわ...。
「ね、それほんと?」
首を傾げて弥生が聞いてくる。
本当だよ。嘘なんかつけるか!
ついたところで得しねーよ...。
「あたしもね、とーまのこと。
好きだよ」
....え?なにこれ、夢?
熱のせいとかだったら泣くよ?俺。
「ほんとに?」
「ほんとだよ?
うまれたときからすき!」
多分眠いのだろうしゃべり方が幼いだが弥生は続ける。
「とーま。だいすきだよ?」
「弥生....俺っ」
ぐー。寝息が聞こえてきた。
こんな時に寝るか?普通。
まぁ、それも弥生らしいか...。