ただただ明日もひとりなのかとか

なんで?と

そんな考えだけが頭にうかんだ。

美妃と理彩に無視をされ一週間ほど

たったある日。

私は朝教室に入ると同時に

「はよ」

昨日、一昨日と変わらず挨拶した。

だけどその声に返してくれる人は

誰一人といなかった。

昨日までは「はよ!」と

返してくれていたクラスメイトまで

今日は無言で私のほうをジロジロと

見ていた。