時計を見るともう8時になっていた。
もうそろそろ起こそうかな…

「漣…。朝だよ…」
「ん……。」
「もう、8時になったよ」
「…………。」
「起きろ〜。」
そのときだった
「きゃ!」
「ん〜………。」
腕を引っ張られて漣の胸の中に入った
そして、ギュ〜〜っとされている…
苦しい…
嬉しいけど苦しい。
「ちょっと、漣。起きて、苦しい…」
「…………。」
「離して…」
胸を少し叩いてみた…
弱く…
「ん?」
あ…起きたみたい。
「亜姫〜…」
呼ばれたから
「はぁい…」
返事をした
「え?どこいんの?」
寝ぼけていてわかんないみたい…
「ここだよ…」
「は?」
そして、顔が合った
「なんでこんなとこにいんの?」
「え…」
「もしかして、俺なんかした?」
「うん…」
「うそだろ…。何した?」
「腕を引っ張られて、抱きしめられました。」
「はぁ〜、ごめん…」
「いや、大丈夫…」
「寝相悪くて…」
「本当に大丈夫だから…」
「顔真っ赤…」
「漣もだよ。」
「一回目の日から何やってんだろ…」
「そうだね…」

これが毎日続くのか?
疲れる…かな…?