まぁ、彼氏所か好きな人だっていない訳だしね…。








そう思っていた私に、運命の出逢いは、いきなり訪れた。



「倫子さん、遅刻するよ?」


「後5分だけ…」


「さっきからそう言って、もう8時だよ?」


「…嘘っ!?何で起こしてくれないのよ?!」


「だからさっきから何回も起こしてるし…」



私はシュウが作った朝御飯を急いで食べると、
最低限の化粧をし、服を着替えると急いで駅に向かった。


ヤバい、
あの電車に乗り遅れると、完全に遅刻しちゃう!



又、三上さんに怒られるよ…