初めて逢った時みたいに、
サンドイッチマンの格好をして


゛僕を拾って下さい゛


って。
バカでしょ…?



「ねぇ、高山秀明じゃない?」


「えー、今日本にいるの?」


「知らない」



沢山の人の注目を集めて…。


その時、1人の女の子が言った。



「うちにおいでよ?」



すると、シュウは言った。



「ごめん。君じゃないんだ」



懐かしいシュウの声に涙が出た。


大好きなシュウの顔も


大好きなシュウの声も


あの生意気な性格も



今、目の前にいるシュウの全てが
愛しい……。