そう言って三上さんは優しく笑った。
「はい。でも私、又不安定になる時があるかもしれないから、その時は宜しくお願いします」
「あぁ」
二人で顔を見合わせて笑うと、私は席に座り、少し早めの仕事を始める。
時間が経つと、皆が出勤して来て、星野くんが来ると私に言った。
「神田さん、久し振りに飲みに行かない?」
「いいよ。最近ごめんね。付き合い悪かったから」
「ううん。飲みたくない時もあるしね」
又、全てが上手く回り始めた気がした。
シュウの事も大丈夫だって、何の根拠も無く信じていた
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