「えっ?」


「今、旦那に電話したら泊まっていいって。ゆっくりして来いだって。ついでに三上さんにも電話して、倫子の休み取ったから」



そう言って紗香は舌を出して笑った。



「ありがとう」


「じゃあ、とりあえずお風呂に入って、パジャマを着てゆっくりしようか」



私はお風呂を入れて紗香と交互に入り、久し振りに肌の手入れをする。


その時、荒れた肌を見て紗香が言った。



「倫子、手抜き過ぎ。ここで力入れないと、どんどん老化するよ?」



久し振りにまともに鏡を見ると、ゲッソリして酷い肌荒れの自分にビックリした。