少し不安そうな顔で見る三上さんに、笑顔を見せた。


いつもいつも、
三上さんにばかり頼ってる訳にはいかない。


仕事中、シュウの事を思い出しては頭の中から追い出した。





そして仕事が終わり、
星野くん達と一緒に飲みに行く。



「よし、神田さん行こうよ」


「うん!行こ」



男三人に紛れて居酒屋に向かう。



「神田さん、お酒とかダメだと思ってた」


「えっ?そんな事ないよ。皆よく飲みに行くの?」


「結構行くよ。坂田は30分もすれば寝てるけどな!」


「そう俺、弱いんだよ」



坂田くんがうなだれながら言って皆が笑った。