「今日はビックリさせたかったから。もう連絡無しでは来ないよ」


「そっか…」


「…うん」



その言葉と同時にシュウの寝息が聞こえて来た。


無理して来てくれたのかな…?


私は眠っているシュウに思い切り抱きついた。


シュウの体温を


シュウの寝息を


シュウの匂いを



忘れないように……。





今度いつ会えるか分からないシュウを、しっかりと覚えていたいんだ。



そう思うと胸がキュンとなって、涙がこぼれた