きっとシュウにとって、本当に重かったんだろうなって思ったから。



「すぐ帰るの?」


「ううん。今日は泊まって行く」


「本当!?」


「うん。でも眠いから早く寝よ?」


「うん!」



私とシュウはすぐに交互にお風呂に入り、久し振りに一緒のベッドに入る。


シュウの久し振りの腕枕で、胸がいっぱいに満たされる。



「前から気になってたんだけど鍵は?」


「あっ、落としたんだ」


「じゃあ、合鍵作って渡すよ」


「いい。倫子さんがいる時にしか来ないから」


「でも、今日みたいに待つ事になるかもよ?」