ちょっとシュウ!
私と二人の時と態度が違い過ぎるんじゃない…?



「なんだ、倫子が生意気だって言ってたから、ちょっと不安だったけど、いい子じゃない」


「そんな事ないですよ。綺麗な人には弱いだけで」


「シュウくんってば!」



紗香とシュウはすっかり仲良くなってしまった。


シュウ、あんたホストでもやればいいよ…。



季節外れの鍋は紗香が担当してくれて、手際がいい紗香はすぐに用意を済ませた。



「紗香さんは本当に凄いですね。彼氏さんとかいるんでしょ?」



シュウの奴、私には男に縁が無いって言った癖に!