私はICUに入る許可を貰うと、ジェル状の殺菌薬を付け、シュウの所に向かった。 呼吸器や、管がいっぱい付いたシュウの顔…。 あんなに会いたいと思っていたシュウが、生死をさ迷ってる……。 私はシュウの手をそっと握りしめた。 温かい……。 本当に死んじゃうかも知れないの…? こんなに温かいのに……。 シュウ、早く起きなよ? 又いつもの生意気なシュウに戻って? シュウの側にいるから シュウの目が覚めるまでずっと……。