「うん。大丈夫だよ」


「じゃあ、うちの親に来るように今から電話しますね!」


「あぁ。じゃあ、又明日な」


「はい」



私は後半年もしない内に結婚するんだ。
早川さんの隣に幸せそうな顔をして、私は並ぶ…。


私はすぐに実家に電話した。



「はい、神田です」


「もしもし、お母さん?」


「倫子?連絡もしないで、今まで何してたの?」


「うん…。日曜日空いてる?」


「空いてるけど何?」


「こっちに来てくれるかな?会わせたい人がいるの」


「会わせたい人…?」


「うん、結婚するよ。私…」