『又何かあったら、いつでも言いなよ?聞く事しか出来ないけど…。決めるのは倫子なんだからね』



紗香にそう言われ、私はトボトボと家に帰った。


恋愛って疲れる…。



「ただいま」



酔っ払いの私は、無性にシュウの顔が見たくなった。


私、やっぱりシュウが好き。


結婚はやっぱり、1番目に好きな人としたいよ。



私の気持ちがお酒の力で、どんどん大きくなって、急ぎ足でシュウの部屋に行き、思い切りドアを開けた。



「シュウ!」





私は見たんだ…


シュウが


知らない女の子と


キスしてた……。