「ね?大したことないでしょ?こんなの人に見られたって、気にする事ないんだよ。じゃあ、俺寝るから」



シュウはそう言って、部屋に戻って行った…。


私は身体の力が抜けて、床に座り込んだ。


『大したことない』


そんな訳ないじゃない!


シュウにとって、挨拶みたいなもんでも……。


シュウが私を苦しめる。


早川さん、助けて…


シュウにキスされても、
笑って怒れるくらい





早川さんを好きになりたい