ご飯だけ炊いて、7時近くになると、私はシュウが用意してくれた物をテーブルの上に並べた。


何だか胸が苦しくなった…。



―ピンポン



「はーい」



ドアを開けると、そこには早川さんが立って居て、早川さんに中に入って貰った。



「綺麗にしてるんだね」



早川さんは中に入ると、嬉しそうに部屋を見渡す。



「じゃあ、ここに座って下さい」


「うん」



私はいつも私が座ってる席に早川さんに座って貰って、シュウの席に座った。


なんとなく、
シュウの席には座って欲しくない…。