―翌日



「じゃあ、今晩7時に」


「うん。楽しみにしてるよ」



私は早川さんと別れると、急いでスーパーの惣菜コーナーに立ち寄った。


とりあえず惣菜をお皿に盛り付けて、何とかするしかない。


でも、惣菜の味ってバレちゃうかも…。


袋いっぱいになるくらい惣菜を買うと、急いで家に戻った。



「……」



でも、惣菜なんて買う必要はなかったんだ。


シュウの奴…。


ハンバーグと味噌汁を温めるだけにして、サラダとかデザートまで、出すだけの状態にして、ラップをして冷蔵庫の中に入れていた…。