「そうじゃなくて、女関係とか…」



あっ、そっちの方か…。



「大丈夫。だってシュウがここに連れて来た女の子は、ミナちゃんが初めてだよ」


「本当?!」



ミナちゃんは嬉しそうに、シュウに腕を絡めた。


いいな、あんな風に自然に可愛いの。


うん、二人お似合いだよ。
見た目も年も……。



悲しくなんかないよ、
私……。



それから暫く、
シュウとミナちゃんと私の三人で話すと、ミナちゃんは楽しそうに帰って行った。



「又来ますね!」



って。

私は



「いつでも来てね」



そう言った。