「倫子さん、顔赤いし熱あるんじゃない?」



そう言ってシュウが、オデコとオデコをくっつけようとした時、思わずシュウを突き飛ばした。



「やめてよっ!」



だって、心臓が止まりそうなくらい、ドキッとしたんだ…。



「…そんなに嫌がらなくても」



シュウはムッとした顔で言った。


だって、仕方ないじゃない…。シュウを意識しちゃってる。
6つも年下のシュウを…。



きっともう…
今までみたいに普通になんて出来ないかも知れない。



「仕事行くね!今日早く行かないといけないから」