―翌日



目を覚ますと、いつもの朝御飯の匂いとは別に、今迄とは違う光景が広がっていた。



「お弁当…?」


「うん、倫子さん最近太ったみたいだから」


「…。ありがとう」



私はシュウの作った朝御飯を食べると、シュウに化粧をして貰って、
シュウが作ってくれたお弁当を持って会社に向かった。



明細書…。
リビングに置いたままにしてた…。


もしかして、シュウのやつ、明細書を見てお弁当にしてくれたのかなぁ…。


まさかね。
そんな気を使うわけないよね。