「倫子さん…」
「…何?」
「お酒飲み過ぎないでね。恥ずかしいから」
やっぱりこいつムカつく…!
「それくらい分かってるわよ!シュウだって未成年の癖にお酒飲んでさぁ。…ちょっと聞いてるの?!」
シュウは何故か入り口の方を見ていて、私も入り口の方を見ると…。
青木さんと、綺麗な女の人が見えた……。
青木さんは私とシュウに気付いたけど、すぐに視線を反らして゛気付いていません゛って顔をしたんだ。
そして青木さんは同じようにウェイターに案内され、私とシュウのすぐ側の席に座った。
青木さん…。
何で……?