あたし、加藤朱莉。高3!!
彼氏とか居ない寂しいJKなうなのです。

「おはよ!朱莉!!」
「おはよー!」
「ねぇ!ねぇ!見た?昨日の音楽祭!めっちゃ坂野光一くんカッコ良かった〜」
「わかる!カッコいいよね!あたしあんな人の彼女になりたいよぉー。」
「だめだよ!光一くんは、あ、た、しの!なんだから♫」
坂野光一くんのファンな子があたしの友達の松下香。
めっちゃ明るくて、高校に入学してドキドキしてたあたしに一番に話しかけてくれた。一番の親友。