目が覚めたらそこは見知らぬ場所で私は辺りをキョロキョロ見回した。
寝てたみたい…
きっとここは病院だろう。
そして私はベッドの上に寝てて腕には点滴?

起き上がりたくても全身が痛くて力が入らなく起き上がれない。

『美波!起きたのね!』
ママの声。
ママは座っていた椅子から私の寝てるベッドまで心配そうに駆け寄りそう言った。

もしかしてさっきのは夢?
私は階段から落ちた時にママから押されたと思ってたけど違ったの?

今、目の前で心配そうに私を見ているのはいつもの優しいママだ。
まさかママが私を階段から落とす訳無いよね!
良かった。
あれは夢だったんだ!