「ただい、、、」

「もう!!いい加減にしてよ!!!」

またか....

「うっせえよ!!」

バシッ!!

「いたい!!なにしてんのよ!!」

激しく床を蹴る音が聞こえる。
わたしは耳を塞いで2階にあがる。

「いやぁー!!!!!」

いつもそう。

残酷な音が聞こえる。

なにかが壊れていく音も。

わたしは耳を塞いで
なにもかも聞こえないふりをする。


わたし、最低だ。


そして涙をいつも流すんだ。

お母さん。いつも助けてあげられなくて



ごめんなさい。