「ルリ仕事は見つかりそう?」

彼はソファーに座り
ビールを飲み始めた。

「わたしも水商売やろうかなー。」

彼の反応を探るような口調で
彼に行ってみた。

「んー。ルリには無理じゃないかな?人見知りだし、お酒弱そうじゃん。」

その言葉になぜかわたしは
むかっとしてしまった。

「わたし、水商売やるから!!!」

彼は驚いたようにビールを
吐き出しそうになっていた。

「はぁ、あんま無理すんなよ?」

彼はあっさり了承してくれた。

なんか複雑な気持ちだった。