わたしの体はボロボロだった。

頬は赤く腫れ、体には無数の痣。
動こうとすると腰に激痛が走る。

もう限界だった。

わたしはすぐに着替えて
財布と携帯を持って
逃げるように外に出た。

扉を開けると
そこに母親が立っていた。

すごい形相でわたしを睨む。

「母さん、あの、、、、」

なにも言わず、母親は
わたしの頬を叩いた。

え?

母親はわたしを睨んで

「あんたなんか産むんじゃなかった。」

そう発狂した。

わたしは母親に

「ごめんね。」

そう言った。