「ふーん、勇太とえっちしたんだ。じゃあ、勇太とはセフレなの?」

「違うよ!何と言うか、家があんな状態で、寂しくなったっていうか」

「うーん。勇太嫌われたって思ってんじゃない?」

「そうかなー。」

♪…

あ、メール

(勇太)

わたしは思わず携帯を裏返してしまった。

まなみはその携帯を取り上げ

「返信くらいしたら」

とわたしに渡した。

【この前はほんとにごめん。話があるんだけど、今日寄れる?】

勇太…。

【夜いくね。】

そう返信した。

ため息をつくわたし。

「ため息すると幸せ逃げるよー?」

まなみはわたしを見ると
笑ながら言った。

まなみは完全に楽しんでいた。