「お父さん!ちょっと見てったら!!ヒロ君が素敵なプレゼントをくれたわよ?!」


「ほぉ~!夜はホテルから花火が見られるのかぁ!!これは凄いな……!」



やばい!



両親が冴木野郎の術中にハマってしまう!!


「で、でもさ、お父さんは……あんまりこういうの行かないじゃん!?無駄になるからコイツ、……先輩に返したら?」



返せッ!!


我が父、二郎!!!



ちなみに、父親の名前は橘二郎だ。


「いや、父さんは花火は好きだ。」


花火?!


お父さん花火そんなに好きなの?!!


「でもヒロ君、本当に頂いていいのかぃ?君が貰ったものなんだろ?私達にくれるのは有難いが、逆にもったいないなぁ~!」


と父親が遠慮がちに奴に言った!


「っ!!!そ、そうだよ!お父さん、花火なんて近所でも見れるじゃん!!もう夏だし!お祭りでいくらでも…」



すると冴木野郎が横から裸で口をはさむ!