その日の夜ーー




「いたたたた!!痛いって!お母さん、もうちょっと優しく貼ってよ!」


「なによ、普段から鍛えてるんでしょっ!?これくらいのことでへこたれないのッ!!」



パーーン



「痛ぇー!!」


あたしはリビングで母親に湿布を貼ってもらっていた。


筋肉痛地獄で、太ももとふくらはぎには大きく白い湿布が貼られた。



これじゃ、まるでどこかの婆ちゃんみたいじゃん……。



はぁ~!



調子こいてあんなに種目出るんじゃなかったよ…。


とほほ。



情けない自分の姿にあたしのテンションはガタ落ちだった……。




と、そこへ!!




「幸子さん、僕の下着あります?リビングに落としたみたいで、お風呂に入って出たら下着だけなくて…。」



ギョッ!!!冴木!!!




コ、コイツ!!!



大事なところはタオルで巻いて隠して、ほぼ全裸で来やがった!!!!



奴からは雫がポタポタとたれて、いやらしさが倍増していた!!!