「…あ?猿かよ?お前、開ける時はノックくらいし」



金髪野郎の全裸がそこにあった!!




「ギャアアアァァァ!!!」




そしてあたしの悲鳴は外まで轟いた!!



「オイ、猿!!うっせぇ!!ちょっと黙れよっ!!!」


「ふがっ!」


金髪野郎があたしの口を塞いだ!


「んー!んー!」


「お前声がデケェんだよ!これじゃあ俺が痴漢だと思われるだろ?!」


「んー!んー!」



離せよ!!


触んないんじゃなかったのか!?


と、今のあたしは奴にそう言っている!


「ふっ。男の裸なんかでこんなに騒ぐとはな。……もっと見せてやろうか?」




!!!!!





その瞬間!




「イヤァァーーーーー!!!」



「ーーーッ!!??」




ダーーーーーーン!!!




覚えたての一本背負いを奴に食らわせてしまったのだった………。