「たまたま美香が、僕のいるクラスに訪ねてきただけで。そのときに少しお話しをしただけですよ。」



はあぁ?!!



“僕” だとぉ!!?



キメェーー!!!




「学校にいる時とキャラが違いすぎだな?!!猫かぶるのも大概にしとけっての!!まったくさ!」


と、あたしはつい思ったことを口に出してしまった!!





「「え………?」」





オバサン二人があたしの方を見てくるっ!!



し、しまったぁ~……。


我慢できずについ言っちゃったよ……。


そぉ~っと奴の方に目を向けると……。


「……………。」


う”。


無言で睨んでくるしっ!!



でもあたしはふと思いつく!



そうだよ!


良いタイミングだ!!


この勢いであたしの口から許婚の話を断わればいいんだ!!


よし!みてろ!?


あたしは死んでも、てめぇと結婚なんてごめんだからなっ!!!



決意を固めるとあたしは椅子から立ち上がり、訴えた!!